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     ドイツはラインハウゼン・イン・ブレスラウにて開催予定の『詩と現実展』のご案内。会期は2018年5月6日~5月21日迄。展のあらましは、ラインハウゼン・イン・ブレスラウの造形作家とP.A.I.R(プロアルテ・イマジニス /略称ペール)の会員・非会員(出展希望者)による混成団体展。

     ここでP.A.I.R(略称ペール)という組織に就いて説明する。
     
     P.A.I.Rは独仏国境地帯に存するリアリズム表現の画家・彫刻家・造形作家等が30年の長きに渡るギルド的職能集団的自由によって、ドイツ南部地域とフランス・ストラスブール周辺域のプロ芸術家達を横断的に纏めた会派である。厳格な会則(全員投票、非多数決制による全員了承)を有し、まるで国連決議のような運営体制。故に入会が極めて難しい会となっている。

     プロ限定という厳しい入会審査は、身上調査まで要する訳ではないが、芸術家工房を工場に例えれば、原則、製品(作品)に品証のような耐久テストが課されると考えた方が分かりやすい。知人の画家にも何度も入会を願い出たり、推薦されながら繰り返し入会を拒まれている者がいる。業者は業者に厳しいのかも知れない。

     私は何処でも一人で飛び込んでいく営業畑出身なので、2014年当時副代表だったブリュノ・アルトメイェールに伴われて、P.A.I.Rの会長宅や事務長宅やらを、メッス、ストラスブール、カールスルーエとたった1日で散々引き回されたのだった。

     昨年から副代表から代表に昇格したブリュノによって、より国際的に開かれた会に刷新せんとの有志に合し、私は一平会員として大いに助力したい思いでいる。しかし個人参加だからとて、一応縁の深い邦人のみを、ここでは当人未確認のまま参考出品作として掲示した。

    PAIR2018
    2018/04/30(月) 11:46 Exposition 記事URL COM(0)
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