パリにはこの11月24日(木)に入ったのだが、サンシュルピスの狭いレジデンスでExposition L'ART GENSOの展覧会準備や日本でし残してきた諸々の雑務で缶詰状態となり、碌にパリを歩けなかった。J.K.ユイスマンスの『彼方』を読んで以来サンシュルピス教会に関心を抱いていたが、ほんの数歩の堂内にすら足を向けることも出来ず、忸怩たる思いでいた。
盟友のレオ・プロウ(ベルリン在住豪州幻想画家)が態々ベルリンから取材に駆けつけてくれて、グランパレ(サロン・コンパレゾン/27あるグループブースの一つ)で行われているルーカス・カンデル(チェコ出身幻想画家)率いる「リヴェリュル」のグループ展を表敬訪問。そこに待ち合わせた筈もないユーグ・ジレが居たので、日豪仏の幻想芸術三羽烏で記念写真。

左はルーカス・カンデルとのツーショット。ルーカスは東欧出身だけあって、「リヴェリュル」メンバーには東欧圏の実力者が多い。画家でありながら、幻想芸術オーガナイザーでもあるので、初対面ながら私が展開しているL'ART GENSOに気安く乗ってくれた。そこで未来のL'ART GENSO参加確約と相成った。
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