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    パリにはこの11月24日(木)に入ったのだが、サンシュルピスの狭いレジデンスでExposition L'ART GENSOの展覧会準備や日本でし残してきた諸々の雑務で缶詰状態となり、碌にパリを歩けなかった。J.K.ユイスマンスの『彼方』を読んで以来サンシュルピス教会に関心を抱いていたが、ほんの数歩の堂内にすら足を向けることも出来ず、忸怩たる思いでいた。
     盟友のレオ・プロウ(ベルリン在住豪州幻想画家)が態々ベルリンから取材に駆けつけてくれて、グランパレ(サロン・コンパレゾン/27あるグループブースの一つ)で行われているルーカス・カンデル(チェコ出身幻想画家)率いる「リヴェリュル」のグループ展を表敬訪問。そこに待ち合わせた筈もないユーグ・ジレが居たので、日豪仏の幻想芸術三羽烏で記念写真。

    fenix

     左はルーカス・カンデルとのツーショット。ルーカスは東欧出身だけあって、「リヴェリュル」メンバーには東欧圏の実力者が多い。画家でありながら、幻想芸術オーガナイザーでもあるので、初対面ながら私が展開しているL'ART GENSOに気安く乗ってくれた。そこで未来のL'ART GENSO参加確約と相成った。
    2011/11/30(水) 18:04 Exposition 記事URL COM(0)
      genso1
      genso2

      「L'art GENSOとは」

       嘗て日本はマルコ・ポーロによって”Cipangu”と呼ばれ黄金の国とされていた。
      確かに世界で流通する黄金の多くは日本から出たものだ。日本には八百万の神という古代ギリシャの神々にも似た沢山の神がいる。神が沢山いるということは、そうでないものも夥しく存在し、それらを魑魅魍魎や鬼、妖怪と呼び、恐れると共に親しんできた。故に日本には幽霊話や怪異譚、幻想物語が枚挙に暇なく、幻想芸術家が甚だ多いのである。
       西欧では、合理主義の行き詰まりから無意識の探求やオカルトへの関心といった内面に向う一群の人々がいた。それらを表現する手段を「幻想芸術(ファンタスティックアート)」や「幻視芸術(ヴィジョナリーアート)」と言う。しかし根にあるものは同じものである。
       日本から黄金は無くなったが「幻想」は無尽蔵にある。そこで L‘art "GENSO"という日本語で、それらを総称することとした。願わくば「金」の言葉として世界に広まらんことを。 

      田中章滋/Shoji Tanaka 識

      Exposition L‘ART GENSO International
      -Fantastic & Visionary art-

      国際幻想芸術展
      -幻想と幻視芸術-

      Claude VERLINDE/クロード・ベルランド
      HR GIGER/HR・ギーガー
      Sybille RUPPERT/シビル・リュペール
      Gérard DI-MACCIO/ジェラール・ディマシオ
      Marc HALINGRE/マルク・アラングル
      JJ LAMENTHE/JJ・ラモント
      Wojtek SIUDMACK/ヴォジテク・シュドマク
      Bruno BARATIER/ブリュノ・バラティエ
      Monica FAGAN/モニカ・ファガン
      Eli TIUNINE/エリ・テュニンヌ
      Dominique DESORGES/ドミニク・デソルジュ
      JM LAROCHE/JM・ラロッシュ
      Hugues GILLET/ユーグ・ジレ
      Leo SAWAKI/レオ澤鬼
      Shu ISEKI/井関周
      Shoji TANAKA/田中章滋
      Nobuki OMORI/大森伸樹
      Shinji ASANO/浅野信二
      Kaoru KOGA/古賀郁
      Seihachi NAKASHIMA/中嶋清八
      Toru NOGAWA/トオル・ノガワ
      Koichi IYODA/伊豫田晃一

      Du 29 Nov. au 3 Déc.2011
      mardi-vendredi 10h-20h
      samedi 10h-16h

      2011年11月29日〜12月3日
      火曜〜金曜10時ー20時
      土曜10時ー16時

      Vernissage :
      lundi 28 novembre 2011
      de 17h30 à 20h
      レセプションパーティー:2011年11月28日(月曜 )
      17時30分〜20時

      Espace culturel Bertin Poirée
      8-12 rue Bertin Poirée 75001 Paris FRANCE
      Tél : 01 44 76 06 06 / Fax : 01 44 76 06 13

      Collaboration:Bijan Aalam,Dominique Desorges/
      協力:ビジャン・アーラム 、ドミニク・デソルジュ
      Manifestation organisée:Hugues Gillet et Shoji Tanaka/
      オーガナイザー:ユーグ・ジレ、ショウジ・タナカ
      Commissaire:Shoji Tanaka+Gradiva.inc /
      提供:(代表者)田中章滋+グラディヴァ・インク
      genso3
      2011/10/20(木) 05:27 Exposition 記事URL COM(0)
        幻獣展


        幻獣展 Exhibition Fantastic Beast

        2011年 9月 19日 (月) ~ 9月 24日 (土)
        11:00~19:00 (最終日は17:00まで)日曜休廊

        会場: スパンアートギャラリー(銀座)
        東京都中央区銀座2-2-18
        TEL 03-5524-3060
        http://www.span-art.co.jp/

        レオ澤鬼/村田らむ/佳嶋/田中章滋/黒木こずゑ
        高田美苗/桑原聖美/浅野勝美/Toru Nogawa

         西欧中世以来、宮廷では珍奇な動物、畸形者、不思議な品々が世界中から蒐集された。それが博物学の母体となり、方や動物園や植物園へと発展し、それぞれの学となった。<想像を絶するものが見たい>という欲望は、今やUMA(未確認動物)の探求となり、空想動物学と踵を接している。「人は見た事がないものは想像出来ない」というが、『幻獣』は、見てはならぬものや、エロスや神話のアイテムとして、永遠に想像の自由を保証し続けるだろう。何故なら、虚々実々を愛する人間自身が『幻獣』そのものであるかも知れないのだから。  
        『幻獣』を愛する9人のアンソリット(奇想)を何卒ご高覧下さい。


        genjyu
        2011/09/10(土) 01:13 Exposition 記事URL COM(0)
          Exposition Série de réalité secret “Théatre Mnemosyne”
          セリ秘密の現実展 “ムネモシュネ劇場”

          2011年7月11日(月)~16日(土)
          Open:11:00~19:00(最終日17:00迄)

           私たちの生は一人一人に与えられた劇場である。
たとえば絵画は、記憶の回廊を往来する自我が、
そこで派生した光景を止み難く上演し続けようとする欲望の舞台装置であるかも知れない。
それを幻想と言い、内観のリアリズムと呼ぼうとも、
それをまた別の視座で解釈し再演しようと欲するのも観客の自由である。
そもそも劇場の語源こそは<観客席>であったことを記念しよう。

           ようこそ12の扉を持つ、惑乱の【ムネモシュネ劇場】へ。

          註:【ムネモシュネ】古代ギリシア神話。記憶をつかさどる女神。
ウラノスを父、ガイアを母とするティタン神族の一人。
天空神ゼウスとの間に9人のミューズたちを産む。

          mune2

          Artist:

          Shinji ASANO
          Kyoko BABA
          Shu ISEKI
          Koichi IYODA
          Satomi KUWAHARA
          Yoichi NEBASHI
          Toru NOGAWA
          Akiko OIKAWA
          Nobuki OMORI
          Yoku TAKAMATSU
          Shoji TANAKA
          Asami YASUMOTO


          span art gallery/スパン アート ギャラリー
          東京都中央区銀座2-2-18 西欧ビル1F
          TEL/03-5524-3060
          FAX/03-5524-3103
          http://www.span-art.co.jp/inde x.html


          From July 11, 2011 to the 16th.
          span art gallery in Tokyo in Japan.
          TEL/03-5524-3060
          FAX/03-5524-3103
          http://www.span-art.co.jp/inde x.html
          2011/07/24(日) 09:18 Exposition 記事URL COM(0)
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